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ご主人様=ドSせんせい
第2章 出逢い☆音楽室の光景

「今日は初日だからね、1人ずつ自己紹介をしてもらおうかな。」
先生が優しく微笑みながら語り掛ける。
1人ずつ自己紹介が進んでいく。
先生は終わると1人ずつに笑顔を向けて、拍手をしていた。
私の番がきた。
「神田愛音です!ピアノが大好きで音大を目指しています。よろしくお願いします。」
先生の方をチラッと見ると先生と瞳が合った。
私をジーッと見つめる先生。
それは他の子達の時の笑顔と違い、何か怪し気な感じ。
なに…?この感じ…?
整った唇の口角を少し上げて、私を射るように見つめる。
その瞳に私は、なぜか胸が高鳴る。
体が熱くなっていくのを感じて、慌てて先生から瞳を反らして席に着いた。

