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ご主人様=ドSせんせい
第9章 告白☆揺れる気持ち
「愛音、お前は俺のペットだ。勝手に俺から離れる事は、許さない。」
顎を掴まれジッと見つめられる。
「せんせ…。」
「ところで最近一緒にいる男は何だ?」
先生がムッとした表情で言う。
「柊斗は友達です。」
「柊斗?」
「…?」
「名前で読んでるのか?」
「そうですけど…。」
そう答えた私を先生は、机の上に押し倒した。
「そいつには、どこか触らせたのか?」
「抱き締められただけ…。」
そう言うと、先生の顔が歪む。
「愛音、お前は誰のモノだ?」
いつもの先生の瞳。
私を捕らえて離さないいつもの瞳。
そんな先生の瞳に見つめられ、私はまた先生の従順なペットになる。
「私は榊原先生のモノです。」
「だったら、俺以外に誰にも触らせるな。愛音に触れていいのは、俺だけだ。わかったか?」
あぁ、先生に束縛されている。
見えない鎖で先生に、拘束されているこの感じが好き。
私はそう、先生のペット。
先生にだけ愛されればいい。