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ご主人様=ドSせんせい
第11章 過去☆榊原星夜の事情
「せんせ、言いにくい事なのに、ちゃんと話してくれて、ありがとうございました。翠川先生は簡単に納得してくれるとは、思わないですね。私も気を付けます。」
「この前みたいに、怪しく思った時は、わざわざ罠にはまるなよ。」
「はい…。」
先生が話してくれた事は、嬉しかったけど、これからの翠川先生と榊原先生の関係が心配になった。
「心配するな。俺は大丈夫だから。」
そう言って、先生が私の頭を撫でた。
先生の肩に頭を乗せて、まったりする。
「愛音。せっかくだから、ピアノ弾いていくか?家にもグランドピアノあるから。」
「えっ?本当に?はい!ぜひ!その前に着替えてきます!」
先生から借りたシャツを脱衣場の洗濯かごに入れて、制服に着替えた。
昨日濡れた制服は、先生が乾かしてくれていて、いい香りもしていた。
やっぱり制服だとしっくりくる。
赤い首輪は、そのまま付けたまま、先生のもとへ向かった。