この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第3章 放課後☆ピアノレッスン

榊原先生のレッスンを受けるようになり、楽しみが増えた私の1週間は、時間が過ぎるのがすごく早かった。

今日はもう金曜日、2回目のレッスン日だった。

全ての授業を終えて、私は焦る気持ちを抑えて、音楽室へ向かう。

音楽室の前に着くと中からピアノの音色が聴こえる。

相変わらず、綺麗な音色…。

ドアの前で、静かに耳を傾ける。

いつものような繊細で軽やかな美しい音色が、今日は少しだけ淋しげに聴こえるのはなぜだろうか…?

不思議に思いながら、音楽室のドアを開けて中に入った。


ピアノを弾く榊原先生を夕日が照らしている。


先生の綺麗な顔が、夕日に当たり更に輝きを増していた。

そんな光景を見て私は、ハァーッとため息を1つついた。

先生の演奏が止まる。

「随分と早かったですね。演奏に夢中で気付きませんでした。すみません。」

ペコッと頭を下げた先生の顔に、茶色い前髪がサラサラッとかかる。

「こちらこそ、今日もよろしくお願いします。」

私も先生に頭を下げた。

すると突然、先生が私の顎を持ち、上を向かせた。

先生と瞳が合う。

またいつもの鋭い獲物を狙うような瞳…。

なぜ先生はいつも、そんな瞳で私を見るのだろうか?
/876ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ