パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第16章 ﾃﾞｰﾄ☆水族館

そんな話をしていると、海岸近くにある水族館に先生が車を止めた。

｢水族館ですか？｣

｢そう、たまにはこういう所もいいだろ？｣

｢私、水族館と動物園、大好きなんです。だから嬉しいっ！｣

先生の手を握ってはしゃいでいると、先生がｸｽｯと笑う。

｢喜んでもらえたみたいで、良かった。今日は学校じゃないし、ゆっくり楽しもう。｣

｢はいっ！｣

｢あっ！それから…。｣

先生が思い出したように、私を見つめる。

｢先生って呼んでると、ﾊﾞﾚﾊﾞﾚだから、今日は名前で呼んで。星夜でいいから。｣

｢えっ！そんな呼び捨てなんて、ﾊｰﾄﾞﾙ高過ぎますっ。星夜さんでいいですか？｣

｢うーん。あんまりﾑｰﾄﾞないなぁ。ま、しょうがないか。じゃ、それで。｣

良かった…。さすがに呼び捨ては無理だよ…。

でも、名前で呼べるのは嬉しいなっ。