この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第16章 デート☆水族館
そう言って先生が、ニヤッと笑うと、私の唇が先生の唇で塞がれた。
きゃあああー!!!
もう、今日の先生はどうしてしまったんだろう?
いつものクールな先生ではなくて、エッチの時以外は、激甘なんですけど…。
先生の柔らかい唇の感触を感じながら、私も先生の唇をチュッと啄む。
先生が唇を離して
「公共の場だからね。これ以上はだーめっ!」
私の唇に人差し指をくっ付けた。
自分からしてきたくせにー。
意地悪だっ…。
幸い一番後ろの席だったので、目立ってはいなかったものの、確かに子どももいるのに、キスなんていけないわ…。
「アイス溶けちゃうぞっ!」
先生に言われてクマを見ると、さっきよりも小さくなっていた。
「いただきますっ!」
甘いバニラの味が口の中に広がる。
このバニラと同じくらい甘い甘い先生も、なんだかクセになりそう…。