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ご主人様=ドSせんせい
第16章 デート☆水族館

「あー!楽しかったぁー!」

「イルカショーみたのなんて、すごい久しぶりだったからなー。」

2人同時に席を立つ。

「じゃ、そろそろ今夜泊まるホテルに移動しようか。」

「そうですね。」

海辺を見ると、夕日が綺麗に見える。

もうすっかりそんな時間。

楽しい時間は過ぎるのが早いなぁ。

夕日を見ていると先生に話し掛けられたので、先生の方を見る。

「せっかくだから、砂浜で夕日沈むの見て行くか?」

「えっ?嬉しいけど、時間は大丈夫なんですか?」

「平気だよ。じゃー、砂浜に出てみるか。」

サンダルで歩きにくい私の手を先生が握って、支えてくれる。

目の前一面に広がる海は、穏やかで波も静かだ。

キラキラ光る海の上に夕日がゆっくりと沈んでいく。

「綺麗…。」

寄せては返す波の音をBGMに、先生と一緒に静かに空を見つめていた。
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