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ご主人様=ドSせんせい
第22章 接近☆柊斗と愛音
「はい!もしもし。」
「あれ?なんか元気ないけど、どうした?夏休みで榊原先生に会えないから、寂しいの?」
電話をかけてきたのは、先生ではなくて、唯一私と先生の関係を知ってる柊斗だった。
「うーん、そんな簡単な理由じゃないんだよー。」
「なんだ?なんかヤバイ事でもあったの?」
この話は誰にも出来ないけど、先生との事を知ってる柊斗には話ができる。
誰にも打ち明けられないのは、正直辛い。
1人で考えても、いい考えが浮かばないから…。
「良かったら、話でも聞こうか?」
本当に柊斗は、いつも私のして欲しい事をしてくれる。
嬉しいけど甘えても、いいのかな…?
そんな事を考えていると
「今更、甘えていいのかな?とか、考えてんだろ?そういうの本当に今更だからなっ。たまには、頼ってよ。俺、そんなに頼りない?」
柊斗が少し悲し気に言った。