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ご主人様=ドSせんせい
第22章 接近☆柊斗と愛音

そんな柊斗の声を聞いて、慌てて弁解する。

「違うよー。いつも有難いって思ってるよ。だから、いつも甘えていいのかな?って思ったんだよ。」

私の言葉に柊斗の声が、明るくなった。

「いつでも甘えていいんだよ。俺はお前の事……。いや…ごめん。なんでもない。いつでも力になるよ。」

ゆっくりと優しい口調で話してくれる柊斗に、胸が熱くなるのを感じた。

「柊斗…。外じゃ話せないから、今から私の家来ない?」

「……。」


無言の柊斗。

深い意味があったわけじゃない。


ただ、本当に人に聞かれてはマズイ内容だったから、言ったけど、よく考えたら軽はずみだったかも…。


「ごめん。家誘うなんておかしいよね。電話で話すよ…。」

「…いや、今から行く。ちょっと待ってて。」

ハッキリとした返事を最後にして、柊斗が電話を切った。
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