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ご主人様=ドSせんせい
第22章 接近☆柊斗と愛音
しばらくすると
ピーンポーン♪
家のインターフォンが鳴った。
玄関を開けた私の前には、急いで来てくれたのだろう。
フワフワな髪が可愛い顔に少し貼り付いている、汗だくな柊斗がいた。
「わざわざごめんね。部屋涼しいから、どうぞ入って。」
夏休み真っ最中の今日。
外の気温は上昇していて、物凄く暑い。
この暑い中、急いで来てくれた柊斗の気持ちが嬉しい。
「おじゃまします!」
行儀良く靴を並べる柊斗に声を掛ける。
「飲み物持って行くから、二階の部屋で待っててくれる?」
「わかった。」
とりあえず、柊斗に部屋を教えて私は冷たい飲み物を取りに行く。
キッチンに行き、そういえば今日はお母さんが留守な事に気づいた。
この家に今、柊斗と二人きり…。
男の人と二人きりな状況だけど、柊斗は友達だから大丈夫…だよね?