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ご主人様=ドSせんせい
第22章 接近☆柊斗と愛音
部屋に行くと、柊斗が床に少しソワソワした感じで座っていた。
何だか柊斗、緊張してる?
変に意識されちゃうと、私も緊張しちゃうよー。
「柊斗、麦茶しかなかったんだけど平気?」
「あぁ…、大丈夫だよ。ありがとう。いただきますっ。」
ゴクッゴクッ…。
喉が渇いていたみたいで、一気に飲み干す。
「まだあるよ。」
コップに麦茶を注ぐと、今度はゆっくりと飲んでいる。
麦茶を飲むたびに動く喉仏。
汗が流れる男らしい首筋。
先生みたいな大人の色気はないけど、柊斗も十分かっこいい。
制服じゃない柊斗だと、何だか男を意識しちゃうな…。
柊斗を見ながらだんだんと、赤くなっているのが自分でもわかって瞳をそらした。