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ご主人様=ドSせんせい
第22章 接近☆柊斗と愛音
「愛音ちゃん…?」
そんな私を柊斗がテーブル越しに、不思議そうに見つめる。
「おかわりもらえる?」
「あっ!うん…。」
コップを受け取ろうとしたら、手が触れて何だか一気に恥ずかしくなった。
慌てて手を引いたら、コップが床におちた。
「あっ…ごめんね。」
ガラスのコップじゃなかったから、割れてはいないみたいだ。
コップを拾おうとした私の腕を柊斗がグイッと引き寄せて、私はあっというまに柊斗の腕の中に抱き締められていた。
ドキドキ…
柊斗の心音が聞こえる。
「柊斗…?」
「愛音ちゃん、何があったの…?」
囁くように優しく聞いてくる柊斗にドキドキする。