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ご主人様=ドSせんせい
第22章 接近☆柊斗と愛音
「柊斗…恥ずかしいから、普通に話すよ。離れよう。」
さすがにこのまま流されてしまうのは、危険な気がした。
柊斗の優しさにすがってしまいそうで…。
「だめ。このまま。愛音ちゃん、すごく辛そうだったから。」
抱き締めた腕に力が込められて、ドキドキが加速する。
「ちゃんと聞くから、お願い。このままでいさせて…。」
髪を優しく撫でられながら、耳元で甘えるように囁かれた。
耳に柊斗の息がかかってるよーっ…。
ドキドキ…。
「ね、愛音ちゃん。何があったの?ゆっくり話して…。これ以上何もしないから。」
柊斗の優しい温もり。
今まで寂しかった気持ちが、落ち着いていくのを感じた。