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第23章 浮気☆偽りの恋人

太股に舌を這わされて、少しくすぐったい刺激が走る。

｢あっ…ん。｣

舌が段々と、私の秘所に近づくと、柊斗が顔をあげて、私を見る。


｢愛音、ここの毛は榊原先生に剃られたの？｣

｢うん…。｣

｢そっか。愛音は先生に本当に従順だったんだね…。先生に逆らえなかったの？｣


柊斗の言葉を聞いて、私はﾊｯとした。


私は先生に嫌われたくないから、言う事を聞いていたわけじゃない。

先生に従う事が私の喜びだったんだ。

やっぱりダメ。

やっぱり私、先生じゃないとダメ。

先生じゃないと…。

先生じゃないと、私は感じる事も出来ない…。



私の瞳から、涙が一粒流れ落ちた。