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ご主人様=ドSせんせい
第24章 潜入☆榊原星夜ソロコンサート
たくさんの行列をかき分けて、ホールの入口へと行ってみる。
その途中、並んでいる人達の話し声に耳を傾けてみた。
「ソロコンサートなんて、久しぶりじゃない?」
「暫くはどこかの学校で先生してたんでしょ?」
「音楽家としては、久しぶりみたいだから、貴重だよねー。」
「ピアノもいいけど、ルックスもイケメンだからねー。」
盛り上がるファンの人達の会話を聞いて、私の胸が高鳴る。
ピアノ?音楽家?
学校の先生?
イケメン?
もしかして、今日ここでコンサートを開くのは星夜さんなの…?
疑問を胸に入口へ着くと、その疑問は確信へ変わった。