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ご主人様=ドSせんせい
第24章 潜入☆榊原星夜ソロコンサート
「せんせ、せんせ、会いたかったよーっ!」
「アハハ、愛音。可愛すぎっ。いい子にしてたか?」
いい子…。
先生の言葉にドキッとした。
さっきまで、私は柊斗と…。
「なんだ?やましい事でもある感じだな?」
「………。」
返事をせずにいると、先生が私の顎を掴み、上を向かせて見つめてくる。
「愛音、滝澤と一緒にいただろ?その様子じゃ何かあったな?」
「……ごめんなさい…。」
見つめる先生の顔が怪しく笑う。
「謝る必要はないさ。愛音にお仕置き出来るんだからな。覚悟しておけよ。」
「せんせ…。」
「とりあえず、休憩開けでそろそろ戻らないとならない。このまままた、しばらく会えなくなると思うが、俺を信じてちゃんと待ってろ!いいな!もうよそ見はするな!」
そう言って先生が、私の唇を激しく奪った。
短い時間だったけど、先生のキスは久しぶりで、私の体が熱を帯びる。
「また会った時にたくさん愛してやるから。それまでいい子で待ってろよ。」
そう言って先生がドアに手を掛けた。
「せんせ!」
「んっ?」
振り返った先生に私は、とびっきりの笑顔で言った。
「せんせ、愛してます!」
その言葉に先生は、頷いて部屋を出て行った。