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ご主人様=ドSせんせい
第25章 執着☆諦めない女
俺の耳元で聞こえる未来の艶っぽい声…。
未来の長い髪から、甘い香りがして、俺の鼻を掠める。
耳朶を甘噛みされ、耳の輪郭をツーッと舐める舌の感触に体がビクンと跳ねた。
ヤバイ!このままじゃ、絶対にヤバイ!
媚薬のせいで、快楽を与えられた俺の体は、余計に力が入らなくなっていく。
軽く瞳を閉じて、なんとかして体を落ち着かせようと、ジッと耐えていた。
首筋からツーッと下がってくる未来の舌。
それより先に、未来の手が俺のベルトをカチャカチャと緩めていく。
一気に下着も一緒に下ろされて、もう準備万端な俺のムスコが姿を現した。
「うふふっ。どう?気持ちいいでしょ?」
未来が俺のムスコを手でしごいている。
気持ちいい…。
そこに愛情がなくたって、体は気持ち良くなるんだ。
「愛もないセックスで、未来はいいのか?」
俺の質問に未来は、高らかに笑った。
「はっ?今更そんな事言うなんて笑えるわね。何度も言うけど、私は愛なんていらないのよ。欲しいのは、あんたの才能と、ここから出される子種よ!!」
「っ…!!!」
未来がとうとう、この行為の目的を口にした。