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ご主人様=ドSせんせい
第26章 媚薬☆鎮まらない欲求

唇を離して呼吸を整え、お互いを見つめあう。

首筋に先生が舌を這わせていく。

「あっ…んっ。」

先生の指が私の首に瞳を落とすと、静かに低い声で私に言った。

「愛音…ここのキスマーク、俺が付けた場所だけど、ずいぶん日がたってるのに、なんでまだ残ってるんだ…?」

「それは……。」


さすがに柊斗に付けられたとは言えずに、黙ってしまう。

チラッと先生を見ると、何だか怪しげに笑っている。

なに…?先生が笑ってる…。

「せんせ…?」

恐る恐る声を掛けると、先生は何だか更に嬉しそうで…。


「そうか、愛音はそんなに俺にお仕置きされたいんだな。相手は滝澤だろ?滝澤に抱かれたのか?どうなんだ?ちゃんと答えろよ。」

「それは…その…。」

「なんだ?きついお仕置きにして欲しいのか?俺は大歓迎だけどな。どうなんだ?」

先生が私をジッと見ている。

あぁ…嘘なんて絶対につけないよー。

私は観念して、口を開いた。
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