この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第29章 思惑☆榊原誠と翠川未来

星夜が完全に出て行ったのを確認して、私は部屋の中にいる翠川のもとへとむかった。

さっきまでの乱れた服装は、しっかりと直されていて、凛とした表情で私と向き合う翠川がそこにはいた。

「さすが榊原先生ですね。全部お分かりだったんですよね。」

翠川が静かにでもはっきりとした口調で、私に話掛けてきた。

「あぁ。君の考えそうな事だ。」

「で、榊原先生はこれから、星夜とあの娘の事どうするおつもりで?まさか、公認て事はないですよね?」

口角を上げて少しバカにしたような笑みを浮かべて翠川が続けた。

「星夜と私のスキャンダルは、そのままで結構です。私も名前が売れますから。星夜とあの娘のカモフラージュになるのは、しゃくですけどね。」

「君らしい答えだ。今はこのまま君と星夜の熱愛を世間に流しておいた方が、賢明だ。だが、もう星夜には近付かないでくれ。」

「それは無理なお話ですわ。私は星夜を諦めていませんから。そして忘れないでください。私は榊原家を許しません!」

「残念だ。君はもっと賢い女だと思っていたんだがね。そうではないみたいだ。」
/876ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ