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ご主人様=ドSせんせい
第30章 原点☆音楽室の情事
退屈な授業を4教科受けて、今日の授業は終わりだ。
今日は部活がある子は、お弁当持ちで、これからお昼にするようだ。
花菜と柊斗は部活があるので、これからお昼みたいだ。
「愛音はどうするの?」
「私はちょっと寄るとこあるから、先に行くね!」
「そっか、じゃーまた明日ね!」
花菜が手を振って教室を出た。
「榊原先生と?」
柊斗が耳元で話し掛けてきた。
「うん…少しだけ会ってくる。」
「そっか!頑張ってこいよ!俺もサッカー頑張ってくるわ!じゃ、また明日な!」
柊斗が私の肩をポンと叩いて、廊下を駆け抜けていった。
1人残された教室で、音楽室をまた見る。
相変わらず、窓際のカーテンが風で揺れている。
せんせ…。
久しぶりに会える…。
そう思うだけで、私の体は熱を帯びて疼いていた。