この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第30章 原点☆音楽室の情事
緊張しながら音楽室のドアを開けると、窓から流れてきた風がドアの方へ流れてくる。
ピアノの蓋が開いたままになっているけど、そこに先生の姿はなかった。
隣の準備室のドアを開けて中に入ると、ソファーで先生が気持ち良さそうに眠っていた。
先生にそっと近付きキスしようとすると、先生にガバッと抱き締められた。
「きゃっ。」
ビックリして声をあげると
「いつも寝込みばかり襲うなって言ってるだろ。」
先生が笑いながら言った。
久しぶりの先生の腕の中。
先生の香り先生の温もりにホッとする。
「愛音…。」
耳元で囁かれた先生の甘い声に、私の心拍数が上がる。