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ご主人様=ドSせんせい
第30章 原点☆音楽室の情事
先生はまだニヤニヤと笑っている。
本当に意地悪なんだから…。
でも、先生楽しそうで良かった。
「そういえば、前も言ったけど愛音は、料理上手だな。早く一緒に住みたいな。」
「………っ!!!」
今、サラッと言ったけど、先生が一緒に住みたいって…。
きゃーっ!嬉しい!!
同棲とか結婚とか、先生考えてくれてるんだ…。
その気持ちが、嬉しいなっ。
「せんせ、ありがとうございます。」
恥ずかしいし、嬉しいしで、何だかモジモジとしてしまう。
「照れる事でもないだろ?愛音が卒業したら、そういう事も考えような。」
「はい。」
先生が私の頭をポンポンとしてくれる。
チラッと先生を見ると、優しい瞳で微笑んでいた。