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ご主人様=ドSせんせい
第32章 合宿☆バスの中で…
バスの入口に先生が立っていて、人数などをチェックしている。
1人1人と挨拶しながら、名簿にチェックをいれている。
今回30人集まったこの合宿。
それなりの人数なんで、先生も大変そうだ。
「先生おはようございます!」
花菜が私達3人の先頭をきって、先生に挨拶する。
「おはようございます!今日も3人仲良しですね。」
朝早いけど先生の笑顔は、相変わらず眩しい。
「おはようございます。」
何だかこういうシチュエーションも、あまりないから緊張してしまい、小さな声での挨拶になってしまった。
「神田さん、これからなのに元気がないですよ。元気にいきましょうね!」
すっかり先生モードの先生にも、何だかドキドキしてしまう。
「はい、沖田さん、神田さん、滝澤君と…。チェックしたんで好きな座席に座ってください!」
「はーい!」
私達は3人なので、席をどうしようか考えていると、柊斗が
「俺1人でいいぞ。」
と気を使ってくれる。
「ね、愛音!行きは滝澤と二人で座ってもいい?」
花菜の突然の言葉にビックリしたけど
「いいよ!」
と花菜に返事をした。
花菜と柊斗に前の席に座ってもらい、私は後ろの席に座った。
正直昨日はドキドキしちゃって、あまり眠れなかった。
バスの後方の席。
良かった。ゆっくりと過ごせそう…。