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ご主人様=ドSせんせい
第34章 恋話☆秘密を共有する夜
「うん。そうだよ。私は榊原先生が好き。」
「付き合ってるの?」
「一応。だけど色々あって、今は学校でしか会えないんだ…。」
「夏休み中は会えなかったの?」
「うん。レッスンの時だけ。」
「そっか。それは、寂しいね。」
花菜が急に何かを思い出したような顔をする。
「愛音がちゃんと話してくれたから、今夜私がプレゼントあげる。」
「えっ?」
「ふふっ。今日は榊原先生の部屋に泊まりな。私が黙っていれば、愛音が先生の部屋にいた事は、誰もわからないでしょ?」
「いいの?」
「もちろん!その代わり、私の恋も応援してよ。」
こうして、私と先生の秘密な関係を知る人が1人増えた。
先生と私の関係は、絶対にバレてはいけない。
だから、花菜もこの秘密を卒業まで共有していく事になる。
私達の絆は、更に強くなった気がした。