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ご主人様=ドSせんせい
第34章 恋話☆秘密を共有する夜

お茶をいれてくれた先生が、私達の前に座った。


「さて、お話とは何ですか?」

「私、さっき愛音と先生の関係を聞きました。だから、もう隠さなくて平気です。私は愛音が大切な友達です!だから先生、愛音を大切にしてください。寂しい思いさせないで。」

「そうか、もう知ってるなら、話は早いし猫被る必要もないな。愛音の事はちゃんと考えてる。心配するな。」


先生のあまりの変わりように、花菜はビックリしている。


「愛音と先生の関係よりも、授業中の先生と今の先生の違いの方がビックリしますよ。皆完全に騙されちゃってるもん。」

「良い先生を演じるのも、なかなか大変なんだぞ。やってる俺すらも、自分で気持ち悪いからな。」


先生がクスッと笑って花菜に言った。

そんな先生を見て、花菜も楽しそうに笑った。


「で、わざわざそれを言う為に、2人で来たのか?」

「違います!今夜は愛音を先生の部屋に置いてください。私は1人で寝るので。私は誰にも話さないんで、先生の部屋に愛音が居たことは、誰にもわかりませんから。」
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