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ご主人様=ドSせんせい
第34章 恋話☆秘密を共有する夜
「随分と気がきくじゃないか。」
先生がニヤッと笑って、花菜の肩をトントンとたたく。
「今夜のお礼に愛音には、これから協力してもらうんで平気です!じゃ、愛音。今夜は先生と楽しんでね!では、先生失礼します!お休みなさい!」
そう言って、花菜が立ち上がった。
「花菜ありがとっ!」
「明日は私に協力してもらうからね!」
そう言ってウインクすると、花菜は部屋へと帰っていった。
静かな部屋に私は今先生と二人きり。
今更ながらドキドキが止まらない。
そんな私に先生がゆっくりと近付いてきて、あっというまに私は、先生の腕の中に閉じ込められた。
耳元で先生が妖しげに囁く。
「さてと、折角沖田が二人きりにさせてくれたんだし、この状況を楽しまなくちゃな。」
先生が何かを企んでいるような表情で笑っている。
私はそんな先生を見て、ピリッと体が引き締まる気がしていた。
私と先生の長い夜が始まる。