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ご主人様=ドSせんせい
第34章 恋話☆秘密を共有する夜
「あぁっ…。」
自然に甘い吐息が洩れた私を見て、先生が耳元で囁く。
「縄で縛られて、感じているのか?」
囁く先生の声にゾクッとしながら、私は静かに頷いた。
私の首に指をツーッと這わせながら先生が、この状態が縄酔いだと教えてくれた。
縛られて気持ちが高ぶっていく事。
まるで、縄に抱かれているような感覚になる事。
そう、縄に陶酔してる状態なのだ。
今までは縛られて動けない状態に興奮していた。
でも今は、縄で縛られるこの感覚に興奮を覚えるようになっていた。
私の体は、すっかり先生に開発されていた。
今まで眠っていたMの素質を開花させられていた。