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ご主人様=ドSせんせい
第35章 困惑☆滝澤柊斗の思い
いつだって、私の事を一番に考えて大切に思ってくれる先生。
だからこそ、私も先生を一番に考えて大切に思う。
「せんせ、部屋に戻りますね。」
「あぁ。」
「……?」
先生が瞳を閉じてジッとしている。
けど、その顔はアヒルのように唇をつきだしている。
……可愛いっ!!
先生のこういう可愛い仕種がまた、先生の魅力の1つだ。
何だかそんな先生に意地悪したくなって、先生の唇に指先を押し合ててみた。
瞳を閉じたままフッと笑った先生。
次の瞬間、私のオデコに先生の柔らかい唇の感触。
唇へのキスが欲しくて、残念そうに先生を見ると、先生が私の頬を軽くつねった。