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ご主人様=ドSせんせい
第35章 困惑☆滝澤柊斗の思い
いつも私に太れと言う先生は、すごくスレンダーだ。
先生が痩せてるから、私は太るのが嫌なのに。
痩せてる先生は、朝から珈琲だけで、何も食べていない。
「先生だって細いのに。」
「俺は筋肉付いてるからいいの。愛音は肉を少しつけた方が抱き心地いいから、つけて。」
私のウエストあたりをそっと触りながら、先生が静かに言った。
抱き心地がいい…。
先生が気持ち良くなってくれるなら、少し太ってもいいかも。
そんな気持ちにさえなってくる。
「太ってやっぱり嫌って言わないでくださいよ。」
「言わないよ。絶対可愛いし。」
皆に聞こえないように、涼しい顔をして、こんな話をしているのが、何だか笑える。
「俺は先にテーブルに戻るから、たくさん選んで戻っておいで。」
そう言い先生はテーブルへと戻って行った。