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ご主人様=ドSせんせい
第35章 困惑☆滝澤柊斗の思い
☆滝澤柊斗side☆
今回のこの合宿、愛音と一緒に過ごしたい為だけに参加を決めた。
正直、愛音と榊原先生の仲を少しでも邪魔したい気持ちもあったんだけどね。
それなのに、バスの中では愛音の隣りに榊原先生が座っていて、俺の隣りは沖田が座った。
沖田は愛音の親友で、愛音とよく一緒に行動している。
愛音と仲良くなってからは、自然と俺も沖田は友達といった感じになっていたんだ。
チラッと後ろの席を見ると、愛音と先生が軽くイチャついている。
チェッ…わかってたけどさ、なんかこんな見せつけられると、さすがにへこむわ。
そんなへこんだ俺の横では、沖田が楽しそうに俺に話し掛けてくる。
そういえば沖田って、いつも元気で明るいよなー。
悩みとかあるんだろうか?
そんな沖田のおかげで、俺も後ろのバカップルを忘れて、少しはバスの時間を楽しんでいた。