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ご主人様=ドSせんせい
第36章 海水浴☆愛音&星夜
「じゃ、お言葉に甘えて。沖田。約束したように競争しようぜ!」
「う、うん。…愛音、ありがと。行ってくるね。」
「ふふっ、楽しんでねっ!」
海に走る二人を見ながら、私も嬉しくなる。
さてさて、私は貝殻拾いに専念しますかっ。
砂浜でキラキラしている綺麗な貝殻を拾っていると、向こうからたくさんの女子の集団がやってくる。
その集団の中に、背の高い男の人が見える。
あっ…先生だ…。
たくさんの女の子達が、先生に触れている。
そうだよね…今は私だけの先生じゃないし…。
みんな、先生に近付きたくて、合宿に参加したんだろうし…。
私は先生に気付かないフリをして、貝殻を拾っていた。
見るとヤキモチ妬いちゃうから、見なきゃいいんだ。
自分にそう言い聞かせる。
見ないようにっと…。