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ご主人様=ドSせんせい
第36章 海水浴☆愛音&星夜
海の中はほとんど波もなく穏やかだった。
確かに水の中に入っているから、ダイレクトには見えないだろうけども…。
この辺りの水は、透き通っていて絶対見える!
しかもこんなに体密着してたら、何かしてるって、わかるでしょ。
海の中だからいいとか、そんなんじゃないから。
くっつく先生の体をグイッと離す。
露骨に不満そうな顔を先生がしている。
「何だ?注文が多いな。俺の言う事が聞けないのか?」
「そういうわけじゃなくて、誰かに見られたら、会えなくなっちゃうから…。」
泣きそうになりながら、必死に先生に訴えると、先生が私から体を離した。
「まぁ、確かにそうだな。場所を変えるから来い。」
そう言った先生に連れてこられた先は、さっきよりも人が来ない静かな場所だった。