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ご主人様=ドSせんせい
第40章 重なる夜☆柊斗&花菜
私はキスも、柊斗とが初めてで、その先なんてもちろん経験がない。
柊斗は多分、初めてではないだろうし、私大丈夫かな…?
私の髪を優しく撫でてくれる柊斗に少しだけ、落ち着く事が出来た。
柊斗は、優しい。
彼に任せておけば、大丈夫なんだろうけど、やっぱり初体験て怖いな…。
「なぁ、花菜?」
「なぁに?」
ふと名前を呼ばれて、柊斗を見上げると、相変わらず柊斗は照れ臭そうに微笑んでいた。
「合宿終わったら、部活の後一緒に帰らないか?サッカー部もバレー部も、終わる時間そんなにかわらないし。」
「え?いいの?」
「俺達付き合ってんのに、悪いわけないじゃん。」
柊斗は本人は気付いてないけど、学校でかなりモテる。
イケメン、サッカーがうまい、頭がいい。
モテる要素満載の柊斗を、女子が放っておくはずがない。
いまだに、柊斗がなぜ私の告白をOKしてくれたんだろう?と、思ったりする。
だから、そんなに私との交際をオープンにしていいのかな?とか、遠慮があるのだ。