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ご主人様=ドSせんせい
第40章 重なる夜☆柊斗&花菜
「柊斗…ありがとう。」
「んっ…お礼言われるとこじゃないよ。」
笑い合った二人の瞳と瞳が見つめ合う。
さっきまでの空気から一変、甘い空気が二人の間に漂う。
「花菜…好きだよ。」
「柊斗…私も好き…。」
私の髪を耳にかけて、柊斗が私の顎に指をかける。
自然に上向きになる私の顔。
柊斗の顔が段々と近付いてくる。
私が静かに瞳を閉じると、柊斗の唇が私の唇に優しく触れた。
自然に回された柊斗の腕に力がこもり、そのままキスが深くなっていく。
いつもとは違う情熱的なキスに、この先の展開を想像してしまって、私の心拍数は加速する。
気づけば、私の口の中に柊斗の舌が侵入していて…。
初めての体験に私は、どうしていいのかわからなくなる…。
なになに?どうしたら、いいの?
私も舌動かせばいいの?