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ご主人様=ドSせんせい
第40章 重なる夜☆柊斗&花菜
ねっとりと優しく絡まる柊斗の舌に、私の体の力は抜けていく。
完全に柊斗の腕に支えられる形になった私の体は、自然に布団の上に倒されていった。
重なる柊斗の体の重みを感じて、これが妄想ではなくリアルな物なのだと実感する。
でも不思議とさっきまでの恐怖心は、なくなっていた。
相変わらず続く、深く激しいキスに、私の体は完全に蕩けきっていた。
柊斗の唇が離れたので、瞳を開けると、優しい柊斗の眼差しがそこにある。
フッと笑った柊斗が、私のおでこに優しいキスをくれる。
「そんな蕩けた可愛い顔するなんて、花菜は俺を煽ってんの?」
「柊斗のキス、気持ち良かった…。」
「っ…!もう反則だって!俺止まらなくなっちゃうよ…。」
「止まらなくていいよ…。柊斗と一つになりたい…。」
「本当に後悔しない?」
「うん…初めては柊斗がいいから…。」
「なるべく痛くないように、頑張るから…。全部俺に任せて…。花菜は俺の事だけ考えてればいいから…。」
「うん…。」