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ご主人様=ドSせんせい
第45章 調教☆誠&琉亜
「…ウッ…カハッ…。」
嗚咽してしまい、ダラダラと口の端から、唾液がながれていく。
一度抜かれたご主人様の足。
「ガハッ…ゴホッ…ハァ…。」
息を整え唾液を飲み込む。
落ち着いたのも束の間、私の髪をご主人様がグイッと掴み引っ張った。
「まだまだだな。誰が休めと言った?来い!調教しなおしてやる?」
今日のご主人様は、機嫌が悪い。
今日はきつい調教になる。
私は心の中で、覚悟を決めた。
髪を引っ張られたまま、私は部屋の隅にあるX字の磔に、拘束され身動きできなくなった。
そのままアイマスクをし、ご主人様がみえなくなる。
あぁ…何をされるのかわからないこの緊張感は、何度しても慣れないな…。
視界が塞がれた分、聴覚を研ぎ澄まし、ご主人様を探した。
シーン…。
静まり返った部屋。
何の音も聞こえない。
ご主人様は、本当に部屋にいるのだろうか…?
そんな不安さえもよぎる。
ドキドキドキドキ…。