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ご主人様=ドSせんせい
第47章 罠?☆クリスマスパーティー
「荷物とか何もいらないから、早くしろよっ!」
そう言って、一方的に電話が切られた。
パーティーなのに、何もいらないの?
普通の格好で本当に平気なの?
色々と悩む事はあったけど、先生に言われた通り、私はそのまま、先生の車へと向かった。
相変わらず目立つド派手なスポーツカーの中で、先生が煙草を吸っていた。
普段見れない先生の喫煙姿に、私は相変わらず、ドキドキしてしまう。
窓から見える先生の姿に、見とれていると、煙草をふかしながら先生の瞳が、私をとらえた。
先生はフゥーッと煙草を吐くと、長い指に挟んでいた煙草を消して窓を開けた。
「そんなとこで、何をボーッとしてるんだ?開いてるぞ。早く乗れ。」
「あっ…!はい。」
その声にハッ!とした私は、急いで助手席の方に回り込むと、ドアを開けた。
学校で会う時はしない先生の煙草の香りに、またドキドキしていた。
より一層、先生が大人の男だと意識してしまう。