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ご主人様=ドSせんせい
第47章 罠?☆クリスマスパーティー
「先生、おはようございます。」
「何だ?やけに他人行儀だな。」
久しぶりのプライベートの先生は、学校で会う先生とは、やはり別人で、何だかいまだに慣れない。
パーティーに行くのに、先生もラフな格好をしている。
お家でのパーティーなのだから、そんなおめかしする必要もないのだろうか?
「プライベートで先生と会う事が少ないから、なんかいまだに緊張しちゃって…。」
「そんなに変わらないだろ?」
「いや、随分変わりますよ。」
そう言った私の顎に先生の指が絡んで、先生の顔が接近する。
先生のキリッとした瞳にジッと見つめられて、私の心拍数があがっていく。
真剣な表情で、先生が私に言った。
「どっちの俺が好みなんだ? 」
どっちと言われても…。
学校での優しい先生も好きだし、プライベートの俺様系の先生も好き。
どっちも、先生であることに変わりはないし。
どう答えたらいいんだろう…。