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ご主人様=ドSせんせい
第48章 決意☆パーティーとは?
「さぁ、愛音。いくぞ。」
「はい!」
車を降りて、先生の後について、榊原家へと向かう。
相変わらず、広い先生の家の庭を足早に歩いていく。
前を歩く先生の背中は、おっきくて、その背中を見ていると、先程よりは緊張も和らいできていた。
早足な先生に一生懸命ついていくけど、慣れないヒールに足がもつれる。
あぁ…やっぱり普段履き慣れていないから、歩きにくいよぉ。
せっかく大人な女に見えるようになったのに、ちゃんと歩けないなんて、私みっともないなぁ…。
落ち込んで下を向いた私の目の前に、先生の大きな手がスッと差し出された。
えっ?
驚いて見上げると、私のそばまで戻って来た先生が、微笑んでいた。
「無理するな。俺に掴まればいい。」
「星夜さん…。ありがと。」