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ご主人様=ドSせんせい
第7章 先生の家☆初エッチ

先生が私の拘束を解いてくれる。

手首や足首を先生が丁寧に見る。

「きつく結んではいないから、跡にはなってないな。」

さっきまで縄で結んでいた手首を優しく舐める。

「んっ…あっ…。」

イッたばかりの体は、そんな軽い刺激にさえ、反応してしまう。

「愛音、今度は家に泊まりなさい。朝までたっぷり可愛がってあげるから。」

そう言って先生が私の手首に強く吸い付いた。

「はぅっ…。」

気持ちいい。

時折軽く先生の歯が当たって、余計に気持ちいい。

先生の唇が離れると、私の手首にいつもの赤い印がつけられていた。

「先生の手首にも付けさせてもらってもいいですか?」

先生は一瞬驚いたような表情をしたけど、すぐに優しく笑って

「今日、ちゃんといい子に出来たから、いいよ。ほらっ、好きなようにつけなさい。」

そう言って右手を私に差し出した。

先生の手を両手で、大事そうに持ち、私はそこに唇を近づける。

甘い香水の香りがほのかに残る手首に、唇を押し付けて強く吸い付いた。

瞳を閉じて、愛情を込めてそこに口づけていると、先生が私の頭を優しく撫でる。

「参ったな…。」

……?

先生が確かに静かにそう呟いたけど、私にはその意味がよくわからなかった。
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