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ご主人様=ドSせんせい
第8章 罠☆キスマークの相手
保健室に入ると保健の先生が
「顔色すごく悪いわね。とりあえず、熱を計って。」
と、体温計を渡してくれる。
熱を計ると36度。
完全に平熱。
熱なんてあるはずない。
体調が悪い原因は他の事なんだから。
「平熱だけど、顔色悪いから、少し寝ていきなさい。私は、職員室にいるから、何かあったら、教えてね。」
「はい。ありがとうございます。」
保健の先生が保健室を出て行くと、私はベッドに横になりながら、声を出さずに涙を流した。
すると、保健室のドアが開く音がした。
保健の先生が戻ってきたのだと思い、涙を拭って布団を被った。
私のベッドの横のカーテンが開く音がして、誰かに布団を剥がされる。
ビックリして起き上がった私はそのまま、腕を押さえられ、再びベッドに押し倒され唇を塞がれた。
…………!!