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TORTURE −対女性拷問者−
第10章 逝き地獄



彼は女にぐっと顔を近づけた



「どんな手を使ってる?」



女の目は恐怖で見開き、口をぱくぱくとさせるだけで答えることもできない



「……言わないつもりか。だがお前に黙秘権はない」



そう言うと、女の首筋に顔を埋めた



「ひっ……」



女の身体はより一層硬くなり、そして徐々に力が抜けてゆく



チュ…ピチャ…



耳を、首筋を、鎖骨を、彼の舌が這いずり回る



「認めろ。己の罪を」



女の顔を覗き込み、再び尋ねた



「し…っ……知らない…です……っ」



震える声で答える女

彼は溜め息をついた



「目が嘘だと言っている」



スル…



何時の間に触れたのか、女の服がはだけ、その身体が露になる



「やぁあ!」



ここで女は初めて大声を上げ、必死で抵抗を始めた



「やめて下さい! 警察……警察を呼びますよ!」



しかし彼は相手にしない

それどころか、自分の下で暴れる女を、まるで滑稽なピエロを見るかのように嗤った



「呼びたければ呼べばいい。だが警察の尋問は俺より酷いだろうな」



女の口を押さえつけ、無理やり開く

その穴に、黒い液体が注ぎ込まれた



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