この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
TORTURE −対女性拷問者−
第12章 隠された真実



私はもう何も言えないまま、彼をきつく抱き締めた



“誰か、この子を救って……!”



私には出来ない

この子の生きる意味を変えるなんて−−−



“いつか、罪以外の存在理由を見つけて欲しい”



それまで、私は彼が壊れないよう見守ることしか−−−



************



「最近奴と居すぎなんじゃないのか」



ある日の夜、ベッドの中で長にそう言われた



「だめ?」



だって、あの子を救うことがあなたを救うことにもなるんだもの



「だめというか……」



長は私の体を引き寄せ、首に口づけを落とす



「嫉妬する……」

「大人気ないわね」



私は笑うと、悪戯っぽく囁いた



「もっと嫉妬するようなこと、言って差し上げましょうか」

「な、なんだ」

「もう一人子供が増えるかもって」



一瞬の沈黙の後、長はがばっと起き上がった



「それは本当か!?」

「まだ予感だけど」



と言ったのに、彼はまるで踊り狂わんばかりに喜んでいる



「男か! 女か!」

「やーね、まだ分からないわよ。医者にだって診せてないのに」

「そ、そうか……いやどっちでもいい! よくやった、真梨子!」

「はいはい」



/221ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ