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TORTURE −対女性拷問者−
第13章 最高の快楽
「この火……私がつけたのよ」
彼の問いは保留にしたまま綺梨は衝撃の告白をする
そんな彼女に麗夜は大きく目を見開いた
「何故……」
「なんでか知りたい?」
ガシャッ
首に繋がった鎖を解き、綺梨は少し悪戯っぽく笑った
「知りたければ尋問するのね」
「……っ」
“そんなもの、する必要はない……”
しなくても分かる
お前の想い
お前の望み
「綺梨……っ」
全ての枷から解き放たれた麗夜は強く彼女を抱き締めた
「麗…夜……っ」
突然の抱擁に一瞬驚くも、その温もりに体を委ねる綺梨
そのまま体が宙に浮く感覚がしたかと思うと、しっかりと麗夜に抱きかかえられていた
「お前の全てを差し出すか?」
綺梨は迷いなく微笑み−−−
何も言わずただ頷いた
「では与えてやろう」
最高の快楽を−−−