この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
TORTURE −対女性拷問者−
第13章 最高の快楽



おずおずと差し出された鍵を受け取って綺梨は微笑んだ



「ごめんなさい、こんな大火事になると思わなかったのよ。

早く逃げてね!」



笑って走ってゆく彼女の姿に、二人はただ立ち尽くしていた−−−







「麗夜! 麗夜どこ!?」



地下はまだ冷たく、時折天井の隙間から火の粉が落ちてくる程度

だが時間はあまりない

綺梨は片っ端から扉を開けていった



「あぁ、いた!」



そこには笑いながら此方を見る彼の姿が−−−



「相変わらず無茶な奴だな、お前は」



傍に駆け寄り、その枷を外してゆく



「何故来た」



麗夜は静かに言った



「貴方を助けたかったから」

「俺などの為に危険を犯す必要はない」



自由になった片腕で綺梨の手を押さえる



「もういい。早く逃げろ」



その目は地下にまで迫る火を捉えていた



「前に言ったはずだ。俺が会うのは咎人だけだと」

「知ってるわ」



だから此処へ来たのだもの



「母様が咎人だったとは思わないけど」

「お前……いつそれを……」



驚いて麗夜の腕が緩んだ隙に作業を再開する



/221ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ