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TORTURE −対女性拷問者−
第2章 蠱惑の華
“城の……中!?”
色々ありすぎてスルーしかけてしまったが、綺梨は急いでトーチャーが消えた方へ走る
“こんなの初めて見たわ……”
城の壁、見えにくい位置から中へと階段が続いており、その向こうに入り口となる扉があるようだった
“城の地下?”
ガチャン
「……む」
それは明らかに、扉の鍵を下ろした音だった
“私がつけてきてると思ったのかしら……失礼な男ね!”
実際つけてきたことは忘れて綺梨は少し腹を立てる
「姫様ー!」
「今行くわ!」
最後にもう一度、隠された秘密の入り口を見つめ−−−
綺梨も自分の家へと帰って行った−−−