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秘めた想い同士
第4章 放課後
数日後。

今日は体育がある。
もちろん“水泳”だ。
男子は教室で着替え、女子はプールの隣りの更衣室で着替えだ。

私も着替えて、プールに行った。

ちょうど、シャワーの前でスクール水着に着替えた女子と擦れ違う。

あぁ。先日のスクール水着の感触を思い出す。
あの身体に張り付く紺色の布地。

あの胸。

あのお腹。

あのおしり。

あの股間。

私もスクール水着を身に付けたい。
う~。


と思っていると、目の前を伊藤さんが友達と話ながら歩いてくる。

思わず伊藤さんのスクール水着の“股間”に目をやった!

“染み”は?

そして、私の真横を擦れ違う瞬間、ぼそっと伊藤さんは私に向ってささやいた。

「○◎た●」

「え?」

伊藤さんの声が小さすぎて聞こえなかった。

伊藤さんは何を言ったんだろう。

「あいたい」
「いきたい」
「うりたい」
「えきたい」

「へんたい」

ぎょえ~。

あのおとなしい物静かな伊藤さんに「へんたい」呼ばわりされたぁ~。

でも普通に考えて、ずっと伊藤さんの股間ばかりを見ていたんだから当たり前かぁ。

恥ずかしい。

でも

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