この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘めた想い同士
第7章 伊藤さんと
次の日の体育の時間。

以前より“伊藤さんのスクール水着”が気になる。

一つ目は“昨日の私の染み”

二つ目は、先日、帰りがけにあんな出来事があったため“伊藤さん”なんとなく意識してしまう。


着替えた女の子たちが更衣室から出てくる。
あ。伊藤さんだ。

股間はどうなって…
でも、見ちゃいけな…うー。


“にこっ”

伊藤さんが微笑む。

あら。
気付かれてないみたいだし、まぁいいか。


“ほっ”と胸をなで下ろし体育の授業が始まった。



そして、放課後。

伊藤さんからの手紙。

“帰りに北公園で待ってます”

私は、帰りに北公園に寄る。

「みお君」
伊藤さんが呼ぶ。

この北公園。
意外に大きな公園で有名だ。
小さな池やちょっとした庭園もある。さらに遊具も充実している。
日が長いためか小学生がたくさん遊んでいる。

ま、あまり人がいない所より女の子としては人がいたほうが安心と言えば安心なのだろう。

「待った?」

「ううん。私も今来たところ」

「木村さんは?」

「うん?今日は用事があるからって、別々に帰ったの」

「ふ~ん」

「あのね。今日、みお君を呼んだのはね…」

「うん?」
“付き合って”って言うのかな。

「私と付き合ってくれない?」

「…」
そのままじゃん。

「いや?」

「いやじゃないけど…」

「いやじゃないけど?何?」

「伊藤さんって、そういう子なんだって思っただけ」

「どういう意味?」

「だからね。伊藤さんって、こんなに積極的な子だって、普段から様子から想像出来なかったから」

「ううん。今だってドキドキしてるよ。私でも不思議なぐらい。どうしちゃったんだろうと思ってる」

う。かわいい。
「うん。いいよ。付き合おう」

「やったぁ」
「でも学校では何もないようにしたいの。木村さんもいるから帰りも“たまに”になっちゃうけどみお君それでもいい?」

「うん。いいよ」
おとなしいキャラだからいろいろ言われるのがイヤなんだろうなぁ。

「あ、それとみお君。もうひとつお願いがあるんだけど…」

「うん?何?」
/59ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ