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秘めた想い同士
第7章 伊藤さんと
次の日。

前夜から伊藤さんのパンツを履いて寝ていた。

うすいピンクのパンツだ。

そして、そのパンツを履いたまま、学校に行った。

もう伊藤さんは登校していた。
いたって、いつもと変わらない表情だ。

授業中も

休み時間も

実は、私もパンツの事を意識しなければ、いたっていつもの学校生活と同じだ。


そして、放課後。


私は誰もいなくなると、伊藤さんのバッグの中からパンツを取り出した。

今度は濃いめの黄色のパンツだ。

私はそれを持って、男子トイレに行き、個室で今履いているパンツを脱ぎ、次のパンツを履いた。

そして、教室に戻り、さっきまで私が履いていたパンツを伊藤さんのバッグに入れた。
そして、帰宅した。


次の日。

また、伊藤さんのパンツを履いて学校に行った。
学校に着くと、伊藤さんは教室にはいなかった。
しかし、かばんはあるので学校には来ているみたいだ。

すると、伊藤さんが木村さんと一緒に教室に戻ってきた。

伊藤さんはチラリとこちらを見て、小さく笑った。

そうです。
伊藤さんは昨日私が履いていたパンツを今トイレで履いてきたのだ。

伊藤さんは、連日かばんの中にパンツを入れ、私はそれを履く。私が履いていたパンツを伊藤さんのバッグに戻す。そして、次の日には伊藤さんがその戻したパンツを履く。

そんな日が続いた。


また、伊藤さんから手紙をもらった。
“今日帰りに会えますか?パンツを変えないで西公園に来て下さい”

私は西公園に向かった。
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