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親友が襲われまして・・・・
第3章 復讐と獲物
「・・・お喋りな男は嫌われるって知らないの?」
視線を外さず、顔を反らせたまま豊に美恵は言った。
「・・・勿論心得ているさ。だが・・・・不思議なものでね。嫌われたことがないんだ。特に女には」
「ここに、嫌っている女が一人いるけど」
やっと美恵は視線を豊に戻し、強気な姿勢で言った。瞳にはいつもどおりの冷たさを帯びている。
その顔を見て、豊はまた息を飲んだ。
美しい、そう思った。
笑みを浮かべ、彼は自分の手を美恵の前に出し、言う。
「1つ勝負をしてみないか?」
「・・・殴り合いなら、この手の枷を外して言って」
「手をあげないと、さっきも言っただろ」
「・・・・・」
「俺がお前に飽きたらお前の勝ちだ。その時はお前も、お前の姫も解放してやる。飽きるつもりはないが」
美恵の目がさらに鋭くなる。
「・・・遙に次、手を出したら・・・」
「安心しろ。お前に構っている間はどうにもしない。・・・・とにかく俺に飽きさせるほど、お前は俺に抱かれなければならないな」
視線を外さず、顔を反らせたまま豊に美恵は言った。
「・・・勿論心得ているさ。だが・・・・不思議なものでね。嫌われたことがないんだ。特に女には」
「ここに、嫌っている女が一人いるけど」
やっと美恵は視線を豊に戻し、強気な姿勢で言った。瞳にはいつもどおりの冷たさを帯びている。
その顔を見て、豊はまた息を飲んだ。
美しい、そう思った。
笑みを浮かべ、彼は自分の手を美恵の前に出し、言う。
「1つ勝負をしてみないか?」
「・・・殴り合いなら、この手の枷を外して言って」
「手をあげないと、さっきも言っただろ」
「・・・・・」
「俺がお前に飽きたらお前の勝ちだ。その時はお前も、お前の姫も解放してやる。飽きるつもりはないが」
美恵の目がさらに鋭くなる。
「・・・遙に次、手を出したら・・・」
「安心しろ。お前に構っている間はどうにもしない。・・・・とにかく俺に飽きさせるほど、お前は俺に抱かれなければならないな」